12月20日(日) 美波町のアオリイカ釣り


このところ週末ごとに北西の季節風が吹き荒れる負のスパイラル。

今週末も荒天だが北西の風なら大丈夫。

久々に?日和佐アオリ一本勝負。


この時期のアオリはキロ前後に成長し

大きい個体なら2キロ超えも。

学習能力もかなり向上しているので一筋縄でいかない手ごわいターゲット。



一昨日は潮がよく流れて良型メインで船中40杯ほどの大漁。

昨日は ちょっと潮の流れが落ちて30杯弱

…ということは 今日は潮の流れがさらに悪くなって20杯?


まぁ 毎回出たとこ勝負

潮が動いてくれることを願うのみ。


目標はキロアップがらみで5杯 くらいにしておこう。


木岐の港で弾のアジを仕入れて



いざ 出撃。


今日は訳あって 遅出・早上がり。


風はまぁまぁ吹いて白波ちょろちょろ見えているが

風波だけなので何とかなりそう。



最初の流しで

もやっとした違和感

ん これは…

せーの ドン!



釣り開始 30秒で キロサイズキャッチ。


今日は何杯釣れるんだと思ったら

その後 長い沈黙。

他の方も アタリもかすりもしないようで


船頭さんに いつもの質問。

「潮 動いてますか?」

「ほとんど動いとらん!」

「昨日や一昨日はよく動いとったんだけど…」

この瞬間 今日の目標を下方修正しなければ。


それでも 単発的に誰かがポツリ またポツリとアオリを掛けていく。


2キロ近いサイズも揚がってきた。


私も根掛かりを思わせるような大型アオリを掛けたいのだが



キロ前後のレギュラーサイズばっかり。


今日は八千代丸と二隻でアオリを狙うが



八千代丸も苦戦しているようだ。


風も常時6〜8m 時折突風10m

潮の流れは上潮だけが上りみたいで

なかなか条件的に厳しい。



釣り人の気配を殺して

アオリに気づかれないように そっとアプローチ。


数少ないアタリは逃さず



確実にかけていく。


時間とともにアタリはなくなり

風も一段と強くなってきた。



午後からは1杯追加したのみ。


想定通り 前日前々日から釣果は下り坂。


今日もなかなか厳しい1日だった。



船中6人で 21杯

数は出なかったが 平均サイズはよかった。



これからの海水温の低下とともに

大きく育った瀬戸内のアオリがどんどん南下してくるはず。

数より型狙いになってくるが

いい潮さえ流れてくれれば

まだまだキロサイズのアオリとの駆け引が楽しめそうだ。



本日の釣果 アオリイカ 8杯